志人@フランス革命

仕事を切り上げて志人を見にUPLINKへ。


どうも仕事帰りだと、頭が仕事モードになっていてダメだ。
仕事の事をついつい考えてしまって気持ちが切り替わらない。
ちょこさんに再会。人脈が広いなぁ。なんか、
お話するタイミングを失ってしまった。また今度。


イベントスペースで見る志人とサックスのセッション。
客が全員座っていたり音響が弱かったりするハンデの中、
「第一話、とある吟遊詩人の物語」と称してジベリタアン〜、
「第二話、ある女と男の愛」と称した暗殺者の恋〜の第二章と
構成をはっきり分けて行う実験的内容で暗殺者の恋の途中に
トラックが代わってのフリースタイルやBluesman Walkingから
最後のアカペラでの「自由になりなー」は十分にすごかった。
寝てる奴が何人か居て殺そうかと思ったけど。


40分ぐらいやって名曲「Life」が聴けるかなーと
思ってたんだけど、やらなくて残念。終わって
主催者とトーク開始!!。講義って感じのイベントなのか。


イベント名がフランス革命って事で思想的な事でも
話すのかと思っていた志人と、降神のセットリストの
組み方や曲の制作手法とか聞きたがっていた主催者側との
ギャップで、最初はちょっとチグハグなやり取りだった。


途中から、志人が気を効かせてバックの中から初めに
ノートに書いた文章を上げ、次にそれを朗読用に直した
文章を読み上げると、それは独自の話になりながらも、
紛れもなくライムになっている。とう感じで
制作過程の一端を見せてくれたり志人自身から
「黙読する小説と目の前にして音読するものは違う」と
ギャラリーを十分に意識しているという発言もあったり
なかなか貴重なトークタイムだった。


志人も「なんだ志人。座って話してて、芸能人かよと
お思いでしょうが」とか自嘲したり、普通に
いい人なのを初めて見たりして不思議な雰囲気だった。


アヤワスカ」のアナログが残っていたので購入(3枚目)


続いてMILKで降神がやるんだけど、行けば良かったなぁ。
どうも寒いと帰りたくなってしまってダメだ。歳だ。
来年はもっと出て行くようにしなければ。そういえば、
ゲリラ演劇っていつやるんだろ。必ず行かねば。


UPLINK近くの古本屋で大山史朗 「山谷崖っぷち日記」を発見。
予想していたのと違って透明感さえ感じる美しい文章だった。
仕事モードの頭の俺にもどんどん読める文章。
余計な形容詞がなく強い個としての記録。
こういう文章が仕事で書けるようになりたいな。