哀愁メロメロ「椅子と机」

宮地大介・コヤマ紀比古・THE MANによるコントユニット、
哀愁メロメロが一年ぶりに公演するので、新宿プーク人形劇場へ。


ちなみにTHE MANとは哀愁メロメロとしてニッテレの深夜に出た事がある以外は
テレビも断ってるし事務所もフリーで定期的に出ているライブもないため、
お笑いファンの間でも知る人ぞ知る、孤高のピン芸人


今回は30分という長尺のコントを3つという、今までにない作りで
1つ目の府中刑務所内ラジオ放送は受刑囚DJ、宮地大介にるトーク
父親を殺された息子(THE MAN)による語りのコントラスト。


2つ目はオカマ+彫り師+トロフィー屋と同級生三人組。ここでのTHE MANは
ほとんど喋りも少なく動きも最小限に留めていて1つ1つのキレが余計際だって見えた。
「人は決められた人生を歩くしかない。引退した力士がチャンコ屋を開くように」


そしてなんと言って3つ目の農民一揆の話をミュージカル調でやったのが凄かった。
三人の動きと、抑揚の効いた喋りはコントというよりアートフォームのよう。


終わりにTHE MANさんに軽くご挨拶。mixiのコミュをやっている事を打ち明ける。
いつものチグハグなやりとりだけど、また次も絶対に見に来よう。
次のライブの予定は結局聞き出せなかった。THE MANより素晴らしい芸人を僕は知らない。