ブラジル「偽装」「辻褄」

この頃、Night Camp Clickのアルバム、
「Blood Sugar Sex Camp 」にハマってる。
気分的にMSCとか重いヒップホップが聴けず、
中途半端に大げさなトラックとデミの小説っぽい
リリック、デルエルトポの「チェルノブイリ
アメリカ」とか政治的っぽい単語を羅列してるけど
全然重くなくて、上滑りした感じとかが
「あーヒップホップ聴いてるなぁ」と
他人事のようで、すごく気持ちがいい。

ブラジルの「偽装」「辻褄」を下北へ見てきた。
ここはいつも小演劇に珍しく話もオーソドックス
だけど、演出が細かくて完成度の高さが魅力。
今回は二人芝居が3つセットの2バージョン。
「偽装」の方は、3つの芝居の関係性を無理矢理
作ってる感じがあってイマイチだったけど
「辻褄」の方がすごく良かったかな。
それとなくおかしくて緩い時間がずっと続いて
ほしいと思わせるような。特にチャリT企画の
女優さんのヤバい女の演技がすごくて久しぶりに
「すげえ」と声が出てしまった。まさに怪演。